じゃがにん

「俺はポテトだ!」


つーわけで(何の反省もなく)、NINJA GAIDEN2の体験版が出ていたのでプレイ。
実のところ自分はDMCフリークでありまして、デビルに関するレビューやら情報やらを集めて回っていることがよくあるのですが(具体的にどこでとか聞かないよーに)、そういったところでよくデビルと比較して名前を挙げられるタイトルの中のひとつが、このNINJA GAIDENだったりしますな。んでもってあまりに両サイドのプレイヤーが敵対関係にあるような雰囲気が蔓延しているもので、知らずのうちに自分もその影響を受けて、このシリーズは一切手を触れたことがなかったり。
そういう適当さも含めつつ、NINJA GAIDEN2に関して簡潔に。


すげー面白いんですがコレ。


DMCだと(どうしても引き合いに出してしまうのはどーしたもんか)、プレイヤーが敵の行動パターンを記憶・把握していき、「自キャラ」と「自キャラが攻撃中の敵」を中心にした視点で考える「敵の行動への対応」というか、究極的には、
「敵をオブジェクト化していく作業」
が攻略法であり経験値であると思うのですが(3や4だとこちら側の手数が増えたことで、そうした視点を持ちにくいというようなところもありますが根本に変化はないです)、こちらは逆に、「自キャラの行動の制御」が攻略の目標になっているような気がしますな。
聞くところによると、敵の行動の設定が「本物の殺気を持った攻撃」であるようで、まさしく全ての敵が何かすげえ殺る気で向かってくるわけですが、それが敵の行動の単純明快さにイコールで結びつくため、「敵見てるヒマあったらさっさと殺さんかい」というような非常に攻撃性のあるアクションにつながっているのではないかなあとかなんとか。ガード行動も存在しますが、そこからも回避行動やカウンター攻撃などにつなげられるため、
「常に攻撃中」
な縦横無尽さが要ですな。さらにその行動・攻撃が超高速で連続できるためコレ爽快感がもの凄いです。つーか技コマンド多くて把握しきれねえうひょおー。その点から見ても、格ゲー的な感じでしょうか。
あとやっぱ初見でびっくりしたんですが残虐表現を相当ガッツリやってて凄いです。抵抗あるってわけでもないんですが、何でコレ国内で出せるんでしょう。パラメータに関係してれば首飛ばしてもいいってのかおバカ! 坂道でお前生首コロコロしてんじゃねーかコノヤロウ!
(深呼吸)
不思議なところです、規制の法則。
というのも、攻撃してると敵の首・腕・足のいずれかが飛ぶことがあり、その状態の敵の近くで強攻撃を行うと特殊攻撃=止めを刺すという風になるんですがこれなんというかずばーっとやってぶしゅーっといったらばたーっみたいな(伝わらねえ)。その攻撃中は完全無敵であり、高速戦闘中のちょっとした休憩時間というかなんというか。壁走りからの連撃、チャージによる必殺等、全てがスピード感のあるスタイリッシュさでたまりませんコレ。
やはりアクションの方向性は違えど、
「カッコよさの追求」
がプレイヤーの目的というかアクションである以上はそれがあるのは当然のことで、そこに関しては何ら変わりはないんだなあ、とか、そんなようなことを考えたり考えなかったり。


ともあれ何というかそんな感じで。
うわーどうしよう買いそうだコレ。