クールの年代記

Halo Warsの体験版が出ていたのでプレイ。
自分のRTS経験は正直なところRise of Nationぐらいしかないため、RTSというジャンルを考えるとどうしてもそこが基準になってしまうのですがそんな感じでひとつ。しかしまあなんというか、Haloのストーリーに至るまでの過去の戦いをあらゆる意味で俯瞰的に見るにあたり、RTSはかなり適したジャンルだなあとか思いながら。
いざゲームの流れとしては、資源収集→設備・軍隊増強→攻撃を様々な手段を交えつつ行っていき、その効率と簡略化を競っていく感じで。といってもこれの場合内政の面はほぼ削られていて、資源収集も設備さえあれば作業員をそこに割く必要もなく全自動なので、そのへんあんまり気にすることなくガンガン攻めていけるというか、そのぶん展開が速そーだ。資源には物資:収集施設の数と質によって回収スピードの上がる大量消費型のものと、リアクター:施設の数によって固定値を入手できる非消費型のものとがあり、敵基地を攻める場合にはリアクターを優先的に狙っていくのがセオリーになる感じでしょうか。例えば最も低コストな部隊:海兵隊の場合、必要な資源がリアクター:0、物資:100であり、多機能で強力な部隊:スパルタンになると、リアクター:1、物資:300となっていくわけで。また車輌工場やそこで行う戦車の作成などにはより多くのリアクターが必要になるため、リアクター施設の建設・破壊が軍隊の性能に影響を与えるというか。
コントローラでのRTSプレイにも特に違和感はなく。キーボードのRTSにそこまで熟練しているわけでもないのというのが理由なのかもしれませんが。LB・RBとかトリガーボタンでの部隊全選択や、部隊別選択・範囲選択・画面内部隊選択の使い分けに慣れていければ多角的な攻撃も十分に可能な気が。あと自分がRiseやった場合、部隊ごとの特殊アビリティにまで常に気が回らないことが多かったため、Halo Warsのように通常攻撃/特殊攻撃を戦闘の局面で咄嗟に選択できることが非常に便利に思えます。Riseのときはその度に一時停止していたりしたので。
その感じでやっていてふと不便に思ったというか気になったところはやっぱカメラ関係でしょーか。もう少し低い視点でマップを見回したくなったり、ふとあるときにカメラの移動範囲に物足りなさを感じることがいくらかあったような。RTSRTSとしてプレイする分には何ら問題ないカメラ範囲だとは思うんですが。あとそのほかでは、Haloの経験があればあるほどそうなるんじゃないかと思うんですが、
「もっと近寄って部隊を見たい」
わけですよ。ワートホグとか段差で跳んでたり、海兵隊の中に少数のスパルタンが混じって移動してるとこを見るにあたり、今のカメラではちょっと遠いのです。何せスパルタンの作成の上限は今のところ三人ですから、

海兵隊、出撃します」
海兵隊、出撃します」
「火炎放射隊、出撃します」
海兵隊、準備完了です」
「スパルタン、スタンバイ」

もっと寄れよカメラァァァァァ!!
そのようになかなかアツいでございますHalo Wars。ちょっと購入迷ったりしてましたがいや買うわコレー。