OPTIMUS

トランスフォーマー:リベンジ」を観た。
米国のベイはマイケル・ベイのベイです。前作はオプティマスが初登場するまで変形シーンは都合控えめだったものの、今回は最初から全員揃っているため、開始五分で既に前回のラスト三十分に匹敵するほどの映像が。その調子を落とさずに二時間半やられたので目で追うだけでもうなんかすごい疲れた。
登場するロボットも相当数増えたので画面がさらにえらいことに。ただ今回の戦闘のメインは砂漠地帯なので、市街地の戦闘のときのような、どっちがどっちでどこがどうなってなにがなんなのかわからなくなるというようなことはなくなった、ような気がする。しかし空爆とかピラミッドとか、ベイはほんま破壊大帝やで。空爆の際、サムとミカエラは黒人のちょっとしたお茶目でまた全力疾走するハメになる:スローになる映像の中で、私は揺れ続けるミーガン・フォックスのおっぱいをずっと見ていた――。ずっと――。ずっと――。
あとは過去のロボットが出現してプライムの話になり、オプティマスにスポットが当たったときのバンブルビーが兄貴っぽくなってて良かった。いや、ビーはかわいいし優秀なソルジャーだし最高だな。ウチにもほしい。そして俺の大好きなスタースクリーム様が相変わらずの情けなさで安心した。なんかちょっと今回声が変わってたような。喉でも壊したのかしら。戦闘での見せ場はあまりなかったが、予告役を見事に果たしたので次回にまた期待するとしよう。
そして今回のMVPはジェットファイアじいさまに相違ない。月並みだがコレだけは仕方あるまい。ラストのくだりが何となく日本っぽくて良かった。最後の戦闘だけは相変わらず地味なのが納得いかないが。新キャラのツインズも頑張ったし、アイアンハイドも部隊と仲良くやってるようで何よりだよ。あ、前作で特に何の見せ場もなく空気が読めないだけに終わり今作で完全に空気と化したラチェットは三作目までに死んでおけ。