θ巡洋

三年越しの懐かしの面々との集会イベントは貫徹スルーして毎度ながらの箱PS激闘に花を咲かせつつダラッダラしていたのだが、その数日後ある一人から唐突に連絡が入り、会ってみることに。彼は当時から特筆して絵が上手く、ちょくちょくそんな話をしていたのだが、最近になって何から解脱したのか本腰を入れて自分の世界観に合わせたビジュアルを模索しているという。作品の話を聞いてみるとコレがけっこう面白く、目立った真新しさはあまりないが確立されていて、芯が強い。まさに今そういったθの建設を目指していた自分にとっては目が覚めるようなもので、好きなものを突き詰めてつくられた作品の魅力というか、個性といったものを改めて知る。というかなあ、ただでさえ絵が上手い人間にこっちと同じかそれ以上の数のレイヤーで作品を考えてるところを見せられてしまうとなあ、何やら一気に引き離されたような気がしてしまうよ。そりゃ文章の表現方法で多少なりとも成長してきた思いはあるし、そもそもフィールドが違うのだが、目に見える技術の研磨の度合いが雲泥の差で、こっちなんか見た目ゴミみたいなもんだもんなあ。ま、同じこと考えてる人間が周りに一人増えたという事実は心に優しい。つーか締め切りやべえよおい。