θ巡洋3

筋肉の来訪あり。自分の過去の:同世代の知り合いの中に筋肉と呼ぶに相応しいレベルの筋肉を持った人間は全部で五人居り、そのうちの一人が今日来た。前述の二人とは別の筋肉である。別に申し合わせたワケでもないのだが、二つの筋肉が帰った後すぐにこの筋肉から連絡が来た。筋肉は筋肉に連なる。この筋肉はこの春から陸士である。
見た目にインパクト大な私は貝になりたいヘッドを爆笑しきった後、ギルティやりながら雑談す。主に早く逃げたいとか、早く逃げたいとか、早く逃げたいとかいった話をされる。実際に逃げた人間もいくらかいるらしい。そんでたいていはその後にとっ捕まえられ、捜索費用を負担させられるらしい。ひい。他にも本当はちょっと言ってはならんことをたまたま口を滑らせた上司から聞いた話をたまたま口を滑らせて話していたりした。初めて銃を撃ったとき眠れなくなったという話を聞いたとき、今まで認識としては知っていたはずのものが一気に身近な話になったような、何か不思議な感じがした。そしてそういう話を聞くたびに、novelにどうやって組み入れようかと考えている自分に気付いたとき、実に腐っていると思った。だがそれがいい。いいワケあるか。